思いを馳せる、夏。
台風は近畿地方をかすめて、現在千葉県へ。
大きな被害を受けた方々もおられたようです。
やはり自然の力は偉大です。
そんな自然の力は、驚異をもたらすだけでなく、
我々に恵みももたらします。
さくらんぼが終盤戦になり、終わりに出てくる品種「紅てまり」が入荷。
とっても大きくて、肌ツヤがキレイな美人さん。
付加価値のある大玉は、決して佐藤錦に引けを取りません。
果肉もしっかりしていて、皮がプチンと弾ければ果汁がお口いっぱいに広がります。
その皮の弾ける様は、思いを寄せている女性に近づきたいが
すし詰め状態になったバス内を移動できず、でも、おはようって言いたくて
必死に目線を送り続けていた学生時代を思い出します。
そんな胸の奥がキュンとなる微かな酸味と、想いを馳せる女性のような
柔らかく優しい甘味です。
祇園祭ではんなりと浴衣姿で歩く女性の様に綺麗で、繊細に、涼し気に仕上げました。
残り少ないさくらんぼの季節を楽しみませんか…。